太宰府の民俗

2恵比寿堂

石像
石像
拓本
拓本

所在 太宰府市坂本1丁目1番地
造立 文政9(1826)年
-寸法- (単位:cm)
石像 高さ:92.0 幅:77.5 奥行:32.5
拓本 縦:92.2  横:87.0

  関屋は、博多から日田へ伸びる日田街道から「さいふまいり」の道が分かれる分岐点にあたります。文久2年(1862)
に福岡藩11代藩主・黒田斉溥(なりひろ)(長溥 ながひろ)が寄進し、「さいふまいり一(いち)の鳥居」と呼ばれ
た鳥居が立つ交差点近くの木造瓦葺(かわらぶき)の堂内には、えびすさまが猿田彦大神(さるたひこおおかみ)、石
造阿弥陀如来坐像(せきぞうあみだにょらいざぞう)と並び安置されています。旧坂本村の「マチ方」にあたる人々が
中心となり、商売繁盛・家内安全の神さまとして祀ってきました。
  12月3日が祭日で、
かつては朝方に堂前で注連縄を綯(な)ってえびすさまに張り、供物を上げてお参りしていま
した。また、夕刻には大勢やって来る参拝者のため、堂前に設営したテントの中で御神酒(おみき)や刺身、豚汁のふ
るまいをする「宵(よい)えびす」が、平成29年(2017)まで賑やかに行われていました。