太宰府の民俗

6恵比寿神

石像
石像
拓本
拓本

所在 太宰府市通古賀5丁目8-40
所在 通古賀区・扇屋敷(王城神社境内) 太宰府市通古賀五丁目
所在 昭和45(1970)年3月
-寸法- (単位:cm)
石像 高さ:148.0 幅:93.5 奥行:31.0
拓本 縦:176.2  横:93.1

  日田街道沿いに鎮座している通古賀の王城神社の祭神(さいじん)は、えびすさまこと事代主命(ことしろぬしのみこ
と)です。線刻のえびす像は、その祭神にちなんで造立されたものと考えられています。王城神社は水城地区に点在す
る神社十社の代表社で、毎月1日の月次祭(つきなみさい)には各社氏子総代の中から当番が出席します。12月1日に
は月次祭に続き「恵比須大祭」が行われます。
  恵比須大祭では、神事のほか福引きが大々的に実施されます。通古賀区の全3,300世帯分の引換券や商品の準備には、
神社の氏子総代以下役員がこれにあたります。景品には二日市の老舗醤油店(しにせしょうゆてん)のえびす醤油など
が含まれ、神社の氏子だけでなく、地域のお祭りとして広く親しまれています。令和2年(2020)は感染症対策として
地域への呼びかけはせず、神事のみ行われました。