太宰府の民俗

8恵比寿神

拓本
拓本

所在 太宰府市通古賀138-6
所在 通古賀区・洗出 太宰府市通古賀
造立 慶応2(1866)年
-寸法- (単位:cm)
石像 高さ:53.0 幅:30.5 奥行:45.0
拓本 縦:55.5  横:89.6

  関屋の手前の洗出(あらいだし)には、えびすさまを表す「蛭子尊(ひるこ/えびすそん)」と刻まれた像があり
ます。個人が、商売繁盛の神さまとして祀ったもので、側面には慶応2年(1866)の文字が見えます。もとは旧街道
沿いにありましたが、個人宅の移転にともない平成5年(1993)に現在地へ移されました。道沿いにあった頃には、
お参りに来る人の姿も見られたといいます。
  現在、えびすさまは木造瓦葺の祠の中に安置されていますが、この祠は令和元年(2019)に新しく建て直されたもの
です。戸主により、毎月1・15日には塩・米・酒が、正月にはお雑煮などがお供えされています。