太宰府の民俗

11恵比寿像(線刻)

石像
石像
拓本
拓本

所在 太宰府市宰府4丁目9番地
所在 三条区・満盛院の内  太宰府市宰府四丁目
造立 年代不詳
-寸法- (単位:cm)
石像 高さ:105.0 幅:94.0 奥行:29.0
拓本 縦:122.1  横:93.8

  もとは太宰府天満宮文華殿(ぶんかでん)の地にあったえびすさまを、個人が引き受けて安行社(やすゆきしゃ)近くのモチノキの
根元へ移しました。戦前までは12月3日にお祭りが行われ、米1升と清酒1本、塩をお供えしていたようですが、戦後しばらくの間
途絶え、平成5年(1993)頃にゆかりの人々によって復活しました。その後しばらく、祭日には、えびすさまの周囲に紅白幕を張り、
紅白の重ね餅、清酒、米、鯛、野菜などをお供えし、ドラム缶で焚いた火で暖をとりながら、朝早くからお参りをする人を迎える姿が
見られました。
  平成20年(2008)に猿田彦大神と一緒に現在地へ移転し、現在は個人が毎月1日の朝に、水・酒・米・いりこをお供えしてお世話し
ています。