太宰府の民俗
12恵比寿像(線刻)
所在 | 三条区・三条(安行社) 太宰府市宰府四丁目 | |
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造立 | 年代不詳 | |
-寸法- (単位:cm) | ||
石像 | 高さ:78.0 幅:68.5 奥行:31.5 | |
拓本 | 縦:88.7 横:95.2 |
旧三条中組が祀っていたえびすさまです。もとは三条の通り沿い(県道筑紫野・古賀線)の14番のえびすさまと背中合わせに置かれ
ていましたが、道路の拡張工事のため安行社の境内に移されました。
12月3日を祭日とし、戦前の一時期をのぞいて、男性を中心としたお祭りが回り当番で続いていました。当番の家は御神酒やスルメ、
昆布、料理(その年々で、筑前煮や豚汁やシシ鍋など)の準備をして参拝者にふるまい、昭和30年代頃まではお参りが一段落するとす
ぐに直会を行っていました。のちには夕方から、組の人々で三条公民館に集まり直会をするようになっていましたが、平成20年
(2008)以降は行われていません。