太宰府の民俗
27恵比寿像(線刻)
所在 | 新町区・新町 太宰府市宰府一丁目 | |
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造立 | 年代不詳 | |
-寸法- (単位:cm) | ||
石像 | 高さ:106.0 幅:83.7 奥行:59.0 | |
拓本 | 縦:121.7 横:94.0 |
新町1組の人々によって祀られてきたえびすさまです。かつて新町は、旅館街の大町と商工業者が集まる五条に挟まれ、
明治から大正にかけては製糸業がさかんな町でした。
以前は、12月3日の祭日には、組内の回り当番で鯛や紅白の重ね餅などをお供えしていました。また、正月には鏡餅が
上げられ、太宰府天満宮への初詣での人々がお参りする姿も見られたといいます。
昔からの在住者が次第に少なくなり、現在はえびすさまの近所の人がお世話を引き継いでいます。令和2年(2020)は、
12月3日に近い12月5日に御神酒や鯛などがお供えされました。