太宰府の民俗

29文字「蛭児尊」(陰刻)

石像
石像
拓本
拓本

所在 五条区・五条 太宰府市五条一丁目
造立 年代不詳
-寸法- (単位:cm)
石像 高さ:84.0 幅:95.0 奥行:58.7
拓本 縦:93.6  横:95.7

  個人が祀っているえびすさまです。絵姿ではなく、えびすさまを表す「蛭児尊(ひるこ/えびすそん)」の文字が刻ま
れており、祭日も1月10日です。かつてはこの日に注連縄を張り、鯛や塩をお供えしていました。現在は、盆と正月に
タワシで磨いてお世話をし、元日には御神酒と餅をお供えしています。
  戦後、板付(いたづけ)飛行場の工事のダンプカーが近隣の家4軒に衝突し、こちらのえびすさまも引きずられるとい
う大事故がありました。同様の事故が続いたときも、像が楯(たて)となり家人は無事であったことから、えびすさま
のご加護によるものと信じられています。
  そこで今から30年ほど前に台座を作り、お参りしやすいように像を通り沿いに出したところ、道を通る人たちが拝んで
いくとのことです。