学芸だより
ステンドグラス体験講座
毎年秋に行われている筑紫美術協会展の同時開催行事、「移動アトリエ-ふれあい筑紫美術工房-」が11月5日(土)に行われ、21名の参加者がステンドグラス体験を楽しみました。
この行事は地域で活躍する芸術家とふれあい、その制作風景を見学することで、市民のみなさんに美術に興味を持ってもらおうという試みです。これまでの洋画・日本画・書・彫刻の筑紫美術協会各部門による講座に引き続いて、今年は工芸部門の帆足太一さんが講師をつとめました。
まずは現在のステンドグラスがどのように発達したのか、フランス・シャルトルのバラ窓や、アメリカのティファニーの飾り窓など、代表的なステンドグラスの作品を見ながらその歴史を学んだあと、制作実演の見学をしました。
最初はこわごわと、でも興味津々に講師の手元を見つめていた参加者でしたが、ガラスの扱いを熟知した講師の「ガラスは危険なイメージがあるが、“引く”力が加わらない限り決してケガをすることはない。」という言葉に勇気づけられて、次の体験(ガラスの切り口に銅のテープを巻き、ハンダ付けをする)では、積極的にガラスと向き合っていました。
小さな破片でしたが、少し手を加えただけで一層きらきらと輝きを増すガラスの魅力に気がついて、参加者の顔もとても嬉しそうに輝いていました。
この行事は地域で活躍する芸術家とふれあい、その制作風景を見学することで、市民のみなさんに美術に興味を持ってもらおうという試みです。これまでの洋画・日本画・書・彫刻の筑紫美術協会各部門による講座に引き続いて、今年は工芸部門の帆足太一さんが講師をつとめました。
まずは現在のステンドグラスがどのように発達したのか、フランス・シャルトルのバラ窓や、アメリカのティファニーの飾り窓など、代表的なステンドグラスの作品を見ながらその歴史を学んだあと、制作実演の見学をしました。
最初はこわごわと、でも興味津々に講師の手元を見つめていた参加者でしたが、ガラスの扱いを熟知した講師の「ガラスは危険なイメージがあるが、“引く”力が加わらない限り決してケガをすることはない。」という言葉に勇気づけられて、次の体験(ガラスの切り口に銅のテープを巻き、ハンダ付けをする)では、積極的にガラスと向き合っていました。
小さな破片でしたが、少し手を加えただけで一層きらきらと輝きを増すガラスの魅力に気がついて、参加者の顔もとても嬉しそうに輝いていました。
普段なかなか見ることのできない、制作中の場面と道具 |