学芸だより

学習支援ボランティア「おたすけまん」バス研修報告


  文化ふれあい館では、「くらしのうつりかわり展」開催期間中、子どもたちの学習をサポートしてくださる学習支援ボランティア「おたすけまん」に活動いただいています。
  5月22日(水)、「おたすけまん」のみなさんのスキルアップを目的に大牟田市へのバス研修を実施しました。訪問先は、石炭の優れたエネルギーを未来に伝える石炭産業科学館、郷土の歴史や世界各国のトランプやタロットなどを収集、展示している三池カルタ・歴史資料館、ユネスコ世界文化遺産に登録されている三池炭鉱の関連資産の一つである宮原坑跡の3施設です。
  施設では学芸員や解説員さんに案内してもらったのですが、解説の巧みな技術に刺激をうけたようで、研修後のアンケートには「ガイドさんが解説することに誇りをもってあり、聞いている私も元気になりました」等の感想があり、大変勉強になる1日を過ごすことができました。
  当館ではおたすけまんを随時募集しています。「くらしのうつりかわり展」開催期間外にも今回のような研修や勉強会を実施していますので、子供と接するのが好きで、情熱を持って昔の生活の様子や、人々の知恵と工夫について次世代に伝えたい方がおられましたら、是非ご連絡下さい!!
学芸員  松村和