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企画展「碑帖辿歴(ひじょうてんれき)―拓本で紡ぐ史跡のかたち」開催中
4月
17
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文化ふれあい館では、4月2日(火)から「碑帖辿歴―拓本で紡ぐ史跡のかたち」を開催しています。太宰府市内にある史跡には、多くの石碑が造立されています。こうした石碑は、「歴史」や「記録」、人々の「想い」などを永く後世へ伝えていくために建てられたと考えられており、石面に刻まれる内容も史跡の顕彰や由来などさまざまです。
石に刻まれた文字や図像は、年月を経るにしたがい、劣化などによって判読できなくなっていきます。そこで用いられるのが「拓本」という手法です。当館は、太宰府市内にある主要な石造物の拓本資料を所蔵しています。初公開の拓本資料もありますので、この機会に、拓本から見える太宰府の歩んできた「歴史」や先人たちの「想い」に触れていただければと思います。