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「碑帖辿歴(ひじょうてんれき)―拓本で紡ぐ史跡のかたち」みどころ紹介(2)
6月
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4月から文化ふれあい館で開催中の企画展「碑帖辿歴―拓本で紡ぐ史跡のかたち」の見どころをご紹介します。
今回取りあげるのは、大宰府史跡指定100年・発掘50年関連資料です。昨年が大宰府史跡発掘50年、そして2021年が史跡指定100年にあたります。大正10(1921)年、史蹟名勝天然紀念物保存法(同8年施行)によって史跡に指定された大宰府跡ですが、それを継承した文化財保護法施行(昭和25年)という流れの中で行われた保存計画や、大宰府跡の最初の発掘調査で出土した50年前の遺物などを紹介しています。
「碑帖辿歴―拓本で紡ぐ史跡のかたち」では、他にも宝満山の出土遺物や、市指定文化財の銅製経筒、銭弘俶八万四千塔方立なども展示しています。ぜひ、ご来館ください。