ふれあい館 スタッフブログ

BLOG 「古代大宰府と管内諸国展」のみどころ(1)
4月
21


   奈良時代の大宰府に焦点を当てた「古代大宰府と管内諸国展」がはじまりました。この展覧会は、大宰府が管轄していた「管内諸国」の中でもとくに北部九州を中心に、国府・国庁、国分寺・国分尼寺、戸籍、税制などをとおして、管内支配の実像に迫るものです。今回は、展示のみどころをご紹介します。
   かつての行政機関である「国府・国庁」についてご紹介しているコーナーでは、筑後国府跡から出土した「緑釉花蝶文透彫香炉(久留米市文化財センター所蔵)」という復元資料を展示しています。これは現在の愛知県で作られたもので、蓋の天井部分に透かし彫りの花と蝶の文様があり、透かしからはお香の煙が漂う作りになっています。
   国府は、文化・経済の中心地でもあったことから貴重な遺物が見つかっています。また筑後国府は筑後川の水路を活かした場所にあり、陸路と交差する重要なポイントでもあったため、多くの高級な陶磁器が出土しています。
   「古代大宰府と管内諸国展」では、他にも多数の資料を展示しています。今しか見られない資料もありますので、ぜひお越しください。