ふれあい館 スタッフブログ

BLOG 第2回学習支援ボランティア勉強会で、和ロウソクを作りました。
11月
29



 本年度2回目となる学習支援ボランティア「おたすけまん」の勉強会において、ハゼの実から採れる「木蝋」を使った「和ロウソク」作りを行いました。
 ボランティアの皆さんは、これまで詳しくは知らなかった和ロウソクの歴史について学び、昭和時代には太宰府の各地でもハゼの木が栽培され、その実が住民たちの収入源となっていた事に驚いた様子でした。
 ロウソク作りの作業では、湯煎で溶かしたロウの温度に注意しながら、慎重に型の中にロウを流し込んでいきます。10分ほどして固まったロウを型から取り出すと、見慣れた和ロウソクが姿を見せました。最後にロウソクに絵付けをして、それぞれ個性あふれる和ロウソクが完成しました。
 この和ロウソク作りは、来年1月に開催する
「やさしい灯りを楽しもう 和ロウソクと蜜蝋キャンドル作り」講座で体験することができます。現在、受講の申込みを行っていますので、興味を持たれた方は、ぜひお申し込みください。



  

BLOG 11月11日(火)、第45回筑紫美術協会展オープン
11月
06

 11月11日(火)から「第45回筑紫美術協会展」がオープンします。筑紫美術協会展には毎年多くの方が来場され、様々な美術作品を楽しんでいます。今年も、会員による日本画・洋画・彫刻・工芸・漢字書・かな書の作品を約60点展示しています。
  また、会期期間中の11月22日(土)には「秋のゴスペルピアノ弾き語りコンサート~教会音楽に触れるひととき~」が行われます(詳細は
こちら)。
今年の秋は、文化ふれあい館で芸術に触れてみませんか。皆さまのお越しをお待ちしています。



BLOG 「1350(いざGO!!)ぐるっと水城DAY」を開催しました。
10月
24

 10月19日(日)、水城築造1350年を記念して、「1350(いざGO!!)ぐるっと水城DAY」を開催しました。爽やかな秋晴れのもと、朝から多くの方が来館され、水城クッキー作り体験や、水城の立体模型作り、ぬりえやスタンプを楽しむ姿が見られました。
館内イベントの中でも特に盛り上がりを見せたのは、エントランスホールで行われた「水城ケーキ」の制作体験です。体験では、古代の水城をイメージしたケーキの上に、来館者と一緒に緑色のスポンジケーキを敷き詰めて、1350年の時空を越えて緑豊かな現代の水城を再現しました。13時からは古代衣装を着た男女によるケーキカットが行われ、敷粗朶(しきそだ)や版築(はんちく)といった水城の仕組みを、クリームやフルーツで再現した断面が披露されると、驚きの声が上がりました。カットされたケーキは、制作体験をされた方たちに振る舞われました。
  13時30分からは、狂言「鬼瓦」の上演・解説が行われました。狂言「鬼瓦」は、演じられる機会の少ない演目とあって、多くの方々が熱心に鑑賞されていました。14時30分からは現代尺八ライブが行われ、「越後獅子の唄」や「コンドルは飛んでいく」、「G線上のアリア」など、歌謡曲からクラシックまでが演奏され、尺八が奏でるメロディに、多くの方が聴き入っていました。
  当日、ふれあい館には1150人もの方々が足を運んでくださいました。今回のイベントで、皆さまが水城について興味や親しみを持つきっかけになればと思います。イベントにお力添えを頂きました皆さまに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。


    
 
水城ケーキ「古代の水城」             水城ケーキ「現代の水城」

 
    
水城ケーキ断面                   狂言「鬼瓦」 


    
狂言「鬼瓦」                   現代尺八ライブ

    
うちわ作り体験                   館内の様子

    
館内の様子                    骨強度測定会



水城の間伐材を使った彫刻作品展